22日のロンドン外為市場では、ドル・円は105円54銭から105円80銭で推移した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速観測の後退や、米中貿易摩擦激化への懸念から、ドル売り・円買いが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.2375ドルから1.2308ドルまで下落し、ユーロ・円も130円80銭から129円98銭まで下落した。ユーロ圏の3月PMI速報値の低下をきっかけにユーロ売りが強まった。

 ポンド・ドルは1.4133ドルから1.4219ドルで推移。英中銀の政策金利据え置き決定で2人が利上げを主張したことで、ポンド買いが一時強まった。ドル・スイスフランは0.9461フランから0.9489フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は105円54銭から105円80銭で推移