反落。5日線と25日線との短期ゴールデンクロス示現。売り優勢の展開だったが、5日、25日線を支持線に底堅さは意識されている。今後は5日線の上昇に沿ったリバウンドをみせられるかが注目されよう。一目均衡表では僅かではあるが基準線を上回っている。基準線は下向きに推移しており、ここから上放れをみせたいところである。また、遅行スパンは2月6日の急落局面にきているため、現在の株価水準をキープできると、週末、若しくは週明けにも上方シグナルを発生させてくる可能性はある。パラボリックではSAR値が22045円まで下がってきており、陽転シグナル発生へのハードルは切り下がっている。また、1日の下落局面で空けたマド(21900-22068円処)埋めも意識されやすく、次第にシグナルは好転してきそうだ。ただし、あくまでも最低条件で25日線を上回っておく必要がある。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落。週末に上方シグナル発生の可能性も