14日午前の東京市場でドル・円は106円60銭台で推移。日経平均株価の下げ幅は再び拡大しているが、株安を意識したドル売りは特に増えていないようだ。仲値時点のドル需要は通常並だったようだ。106円近辺では昨日に続いて個人勢などのドル買い興味が残されており、アジア市場でドルは106円台前半で下げ渋る展開か。ただし、学校法人・森友学園との国有地取引に関する決裁文書の書き換え(改ざん)問題で国内政局流動化への懸念が浮上しており、リスク選好的なドル買い・円売りが大きく広がる可能性も低いとみられている。ここまでのドル・円は106円40銭から106円70銭で推移。
・ユーロ・円は、131円87銭から132円25銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.2389ドルから1.2399ドルで推移

■今後のポイント
・106円近辺で個人勢などのドル買い興味残る
・1ドル=108円-110円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値60.92ドル 安値60.77ドル 直近値60.82ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:株安継続でドル・円は上げ渋り