9日午後の東京市場でドル・円は106円70銭付近にやや値を上げる展開。日銀の黒田総裁は15時半から金融政策決定会合後の定例記者会見で、「2019年度に物価2%上昇の目標を達成しても、直ちに出口というわけではない」、「現在、出口を具体的に検討する局面ではない」と述べており、やや円売りにつながっている。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円17銭から106円94銭。ユーロ・円は130円70銭から131円60銭、ユーロ・ドルは1.2295ドルから1.2322ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は小幅上昇、日銀総裁が出口を否定