9日午後の東京市場でドル・円はやや値を下げ、足元は106円60銭付近に失速している。日経平均株価は上げ幅を縮小しており、円売りはやや弱まりつつある。日銀は本日、緩和的な金融政策の維持を決めたが、「出口戦略」への根強い警戒から円売りは強まっていないようだ。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円17銭から106円92銭、ユーロ・円は130円70銭から131円59銭、ユーロ・ドルは1.2295ドルから1.2318ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はやや失速、日銀の出口戦略に警戒も