7日の日本株市場は不安定な相場展開になりそうだ。6日の米国市場ではNYダウは小幅に上昇し、シカゴ日経225先物清算値は大阪比185円高の21635円となった。しかし、コーン国家経済会議委員長が辞任する意向と各メディアが伝えており、円相場は1ドル105円台半ばへと円高に振れて推移している。米半導体株上昇の波及期待が薄れる格好になり、前日の大幅高の反動も意識されやすい。

週末に先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控え、引き続き先物主導によるインデックス売買に振らされやすいだろう。昨日の日経平均は5営業日ぶりに大幅反発となったが、売買高は2月26日以来の12億株台と低水準であった。その他、中小型株については足元の急落で需給悪化が警戒されやすく、戻りの鈍さが目立つようだと、売り直される可能性もありそうだ。売り一巡後の押し目拾いのスタンスとなろう。また、個別では強気格付けや格上げが観測されているところでは、プレサンス(3254)、ユニチャーム(8113)に注目。

<HT>

情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:プレサンスやユニチャームが注目される