本日のマザーズの先物は、相場全体の反発を受けて買い戻し優勢で始まりそうだ。トランプ米大統領は5日、SNSにて「新しい公平な北米自由貿易協定(NAFTA)が署名されれば、鉄鋼とアルミニウムに対する関税措置は撤回される」と投稿した。これを受けて、米保護貿易主義政策への警戒感が後退し、5日のNYダウは336ドル高と値上がりし、為替も1ドル=106円台へと円高一服している。これを受けた本日の東京市場は主力銘柄中心に買い先行となる展開が想定されることから、マザーズ先物にも好影響を与えよう。また、今月に入りマザーズ先物は5%超下落している分、大きく買い戻されるだろう。一方で、買い一巡後は輸入関税に関する動向を引き続き注視するべく、次第に模様眺めムードが強まる可能性も意識しておきたいところだ。本日の上値のメドは1200.0pt、下値のメドは1150.0ptとする。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:米国株上昇を受けて買い戻し先行