5日の日経平均は、4営業日続落。売り優勢の中、14日の直近安値水準を下回る局面もみられた。一先ずその後は21000円を挟んでのこう着が続いており、ダブル・ボトム形成への期待や200日線、52週線でのボトム形成が意識されるだろう。ただし、いったん25日線までのリバウンドをみせていたこともあり、そこから急速な下げによって需給懸念が重しになる。ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジに移行するなか、-2σへの意識が強そうであり、20500-20600円処が目先のターゲットに。もっとも、バンドが切り下がりをみせているため、調整が長期化してくると、じりじりとターゲットも切り下がることになりそうだ。週足のボリンジャーバンドでは-1σを下回ってきており、-2σが意識されるようだと、20000円割れを意識し出すだろう。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル: 4営業日続落。ボリバン-2σへの意識が強そう