以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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※2018年3月5日8時半に執筆

■算出根拠となる独自総合指数値は、2.680(前日比↑) :(前日2.660)
◆米10年債金利:2.868(前日比↑)
◆米2年債金利:2.246(前日比↑)
◆米10・2年債金利差:0.622(前日比↑)
◆日米10年金利差: 2.801(前日比↑)
◆ドル円: 105.65円(前日比↓)
◆NY金:1,323.70(前日比↑)
◆日経225先物: 21,130円(前日15時比↓)

■今週の日経平均株価予想(3月5日~3月9日)
始値:21,100 円(先週末比↓)
高値:21,450 円(先週末比↑)
安値:20,600 円(先週末比↓)
終値:20,900 円(先週末比↓)

■今週の日経平均株価予想
NY市場の米10年債金利は上昇、ドル円は下落、NY金は上昇。独自総合指数は2.680(前日比↑)と上昇。朝の日経225先物は21,100円(前日15時比50円安)辺りで始まる。始値は日経225先物にさや寄せて21,100円辺りで始まり、高値は21,450円辺りと予想。高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。週間の安値は20,600円辺りまで下げる場面もあると見ていますが、安値圏では、押目買いと個別物色が期待できるでしょう。終値は、下げ幅を縮めて20,900円辺りまで戻すと想定。日足チャートの38週移動線が21,399円辺りで抵抗線を継続、52週移動線が20,689円辺りで支持線として意識され下値は堅いでしょう、この38週・52週移動線を挟んでのレンジと想定。3月1日安値(21,648円)と2日高値(21,366円)で開いた窓を閉じるには材料に欠けると思われます。ドル円は円高圧力になっていて、株価の重石になっているようです。

◆12月のメジャーSQ値(22,590円)と2月SQ値(21,190円)で、この値ラインを意識して日々の値動きをリサーチしています。


■今週のドル円予想
上限値106.60円~下限値104.80円レンジ!!
◆朝7:30時点は105.65円辺りで始まり、独自総合指数は2.680(前日比↑)と上昇、米10年債金利はとNY金価格は共に上昇。高値は106.60円辺りと予想、高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。安値は104.80円辺りまで下げて、安値圏では押目買いが入ることも期待できるでしょう。2日NY時間取引で、年初来安値の105.25円を付けてから反発し105.74円まで上昇し105.73円で終っている。日足チャートの3日移動線は105.73円辺り、今週はこの3日移動線を挟んでの展開と想定、15日移動線は106.57円辺りで抵抗線を継続、ロウソク足が15日移動線にタッチしたもののその後下落、この15日移動線を上回るにはエネルギーが乏しいと思われます。地政学リスク要因次第では、大きく動く場面もあるでしょう。
◆米10年債金利は、2.957(18.2.22日5時)と急上昇。その後、2.795(3.1日夜間)まで低下して本日は2.868(前日比↑)辺りで始まる。米10年債金利とダウ株価は、ダウ株価が約マイナス10%(2,500ドル)の調整で概ね連動性が復活したものの、ドル円は逆連動になっています。一方、米長短金利差は0.622(前日比↑)辺りで上昇して安値圏で推移、概ね米長短金利差とドル円の連動性が復活して推移、円高圧力になっているようです。
◆ドル円の今後3月末辺りまでは、上限値107.50円から下限値104.50円レンジ内で、トレンドは段階的に緩やかな下落が想定されそうです。

(注)米長短金利差は、米国金融政策と米国経済に敏感に反応して動き、米景気の先行指標と言われています。ドル円と米長短金利差では、概ね米長短金利差が先行して動き、ドル円との乖離幅は時間とともに収斂してどちらかに接近します。

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執筆者:PIPE-gii
ブログ:独自総合指数で金融市場を分析する!!
※毎朝8時半前後に更新



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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!【FISCOソーシャルレポーター】