本日のマザーズの先物は、日経平均株価の下落につられ、売り先行でのスタートとなりそうだ。28日の米国市場は、原油市況の下落などを嫌気して380ドル以上続落したため、東京市場も主力株中心に売りが優勢となり、マザーズ先物へも売りが波及しそうだ。ただ、3月期決算企業の最終月に入り、個人投資家などによる配当権利取り狙いの買いなど、株価下落局面では押し目買いも散見されることが想定されることから下値は限定的とみられる。なお、売り一巡後は、為替の円高進行を背景に、円相場の動きに左右されない内需関連株への見直し買いや、好業績期待の高い銘柄など個別材料株に個人主体の短期資金が向かう展開も引き続きみられそうだ。本日の上値のメドは1240.0pt、下値のメドは1190.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:売り一巡後は押し目買いの動きへ