ドル・円は欧州市場ではもみ合う展開が続く。日銀の国債買い入れオペ減額を受けた円買いは今のところは限定的のようだ。欧州株は大方下落し、米10年債利回りは前日比ほぼ横ばい推移になっている。

 一方、19時に発表されたユーロ圏の2月消費者物価指数(速報値)は、予想と一致。しかし、3カ月連続で伸びが鈍化しており、この後改めてユーロ売り材料になる可能性がある。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円05銭から107円24銭。ユーロ・円は130円75銭から130円93銭、ユーロ・ドルは1.2199ドルから1.2226ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は107円台を維持、ユーロ圏CPIは3カ月連続伸び鈍化