27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円95銭から107円68銭まで上昇し、107円34銭で引けた。米2月消費者信頼感指数が17年ぶり高水準に達したことや、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が下院の半期議会証言で経済に楽観的な見方を示したため、すみやかな利上げ観測が強まりドル買いが一段と加速した。

ユーロ・ドルは、1.2318ドルから1.2222ドルまで下落し1.2232ドルで引けた。パウエルFRB議長の議会証言後、欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・ドル買いが再燃。ユーロ・円は、131円87銭から131円28銭まで反落した。株安を警戒したリスク回避の円買いが加速した。ポンド・ドルは、1.3943ドルから1.3858ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9369フランから0.9417フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドル堅調、パウエルFRB議長は利上げ継続を示唆