続伸。連日でマドを空けての上昇となり、25日線の攻防となった。連日で十字足を形成する格好だが、それ故に需給が傾きづらいため、上昇の中でもロングには傾きづらいだろう。結果的にはボリンジャーバンドの中心値(25日)を捉えており、いったんは跳ね返されそうだが、+1σとのレンジに移行できるかが注目されよう。また、一目均衡表では基準線を捉えてきており、これをクリアしてくるようだと、雲下限が位置する23000円処が視野に入る。週間形状では26週線を突破してきており、22000円固めから同線を支持線に変えたいところである。とはいえ、心理的な抵抗だった22000円を超えてきているため、2月6日の下落局面で空けたマド(22277-22659円処)下限レベルをクリアしてきている。その為、22000円を固めることにより、今後はマドを埋めに行くトレンド形成が意識されてくるだろう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル: いったん跳ね返される水準まで回復