20日午後の東京市場でドル・円は一段高となり、一時106円94銭まで強含んだ。日経平均株価は前日比224円安で引けたが、米国10年債利回りが2.90%台まで上昇して推移しており、ドル買いが優勢になっている。ユーロ・ドルも1.2378ドルまで下落している。ただ、ドル・円は引き続き買い材料が乏しく、107円を大きく上回る展開は想定しにくい状況。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円56銭から106円94銭。ユーロ・円は132円15銭から132円51銭、ユーロ・ドルは1.2378ドルから1.2412ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は高値圏、ユーロ・ドルも軟調