19日のドル・円相場は、東京市場では106円10銭から106円65銭まで上昇。欧米市場でドルは106円73銭まで買われており、106円59銭で取引を終えた。

本日20日のドル・円は、106円台半ばで推移か。日経平均株価の動きを手掛かり材料に、106円台半ばから後半の水準でのレンジ内取引が予想される。

前日の米国市場はプレジデンツデーの祝日のため、休場。主要経済指標の発表がなく新規材料難で方向感に乏しい中、106円台半ばで小浮動している。最近の急落を受けたドルの買い戻しの動きは継続しているもよう。

日本時間21日夜に行われる英中銀のカーニー総裁やブロードベント副総裁らによる議会証言や、21日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に対する市場の注目が集まっているようだ。本日の東京市場は日経平均株価の動きを眺め、ドル・円は106円台半ばから後半の水準でのレンジ内取引が予想される。有力な手掛かり材料は不足しており、日中におけるドル円の値幅は上下ともに限られそうだ。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:日経平均株価の動向が手掛かり材料に