ドル・円は、欧州市場では106円付近に持ち直している。ユーロ・ドルの上昇も一服しており、ドルの買い戻しがやや優勢という状況。また、欧州株の全面高や米株式先物はプラス圏推移を受け、ある程度円売りに反応している面もあるとみられる。米国10年債利回りは2.88%台に低下している。

 なお、18時半に発表された英国の1月小売売上高は予想下振れが嫌気され、ポンド売りになったが、ドル・円の値動きへの影響は軽微だったようだ。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円76銭から106円03銭。ユーロ・円は132円57銭から132円88銭、ユーロ・ドルは1.2516ドルから1.2542ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は106円付近に持ち直し、ユーロ・ドルの失速で