本日のマザーズ先物は、日米共にいったん下落基調が一服したことを受けて、短期の値幅取りを狙った資金が向かいそうだ。為替相場が、1年3ヶ月ぶりの円高・ドル安水準をつけながらも前日の日経平均の上げ幅は300円を超えていることなどから、相場全体の地合いとして円高を警戒する向きはあまり強くはないとみられる。ただ、企業業績への一段の拡大に対する期待感が後退しつつあるなかで、目先は主力大型株に対して積極的な買いは向かいにくいだろう。一方で、決算ピークを通過したマザーズ銘柄には、足元の地合いに押されて出遅れている好業績銘柄や各種テーマ株が多いことを踏まえると、中小型株を見直す流れが出やすいだろう。本日の上値メドは1160pt、下値メドは1140ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:好業績の中小型株を見直す動きも