7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円12銭から109円70銭まで上昇した。NY連銀のダドリー総裁が最近の株式市場の下落による経済見通しへの影響は何もないとの考えを示したほか、エバンス・シカゴ連銀総裁がインフレ圧力に言及したためFOMCの利上げ軌道が維持されるとの見方にドル買いが再燃。米上院が2年間の予算案で合意したことや、米10年債入札が低調に終わったため米債利回りが一段と上昇し、さらなるドル買いに拍車をかけた。

ユーロ・ドルは、1.2346ドルから1.2246ドルまで下落した。欧米金利差の拡大観測によるユーロ売りが再燃。

ユーロ・円は、134円91銭から133円82銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.3938ドルから1.3849ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9401フランから0.9455フランへ上昇した。


  [経済指標]・米・12月消費者信用残高:+184.4億ドル(予想:+200.00億ドル、11月:+310.19憶ドル←+279.51億ドル)

 

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情報提供元: FISCO
記事名:「 2月7日のNY為替概況