米株高の流れを受けて自律反発が意識される。算発表が本格化しているため機関投資家は動けないが、昨日引け間際に大きく売られた富士フイルム<4901>は、ADR市場で5%近く上昇しており、安心感につながりそうである。また、米国では半導体のAMDが決算評価から出来高を伴っての上昇となっており、ハイテク株への支援材料になる。その他、決算では任天堂<7974>がポジティブ。そのほか、きょうのザラバ決算では、JPHD<2749>、メイテック<
9744>、大正薬HD<4581>、インターワークス<6032>、IRJ HD<6035>、科研薬<4521>、新日鉄住<5401>、日新製鋼<5413>、ハードオフ<2674>、中発条<5992>、東海理化<6995>、カーディナル<7855>、三京化<8138>、相鉄HD<9003>が注目される。また、米国ではアマゾン、アップル、アルファベットの決算が予定されている。FAANG銘柄の上昇期待などもハイテクの押し目買いに向かわせそうだ。

<HT>

情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:JPHDや大正薬HDに注目