ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、欧州中央銀行(ECB)は2018年前半にもフォワードガイダンスを変更するとの思惑が広がったことで、一時1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。ユーロ・円は、英国民投票でEUからの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)から136円64銭(2018/1/5)まで買われた。ユーロ圏の10-12月期域内総生産は市場予想と一致した。米ドル安・円高進行は一服しつつあることから、ユーロは対円で下げ渋る状態が続くとみられる。

本日のユーロ・円は135円を挟んだ水準で推移か。米ドル安・円高は一服しつつあることから、ユーロの対円レートは134円台半ば近辺で下げ渋る状態が続くと予想される。

【ユーロ売り要因】
・米長期金利の上昇
・米3月利上げ観測
・欧州諸国の政治不安

【ユーロ買い要因】
・欧州政治不安の緩和
・ECBは今年前半にもガイダンス変更の可能性
・ECBはユーロ圏の成長見通し引き上げ



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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆135円を挟んだ水準で推移か