29日のロンドン外為市場では、ドル・円は109円00銭から108円63銭まで下落した。米国10年債利回りは一時2.72%台まで上昇したが、日銀の緩和縮小への思惑が根強く、円買いが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.2389ドルから1.2428ドルでもみ合いとなり、ユーロ・円は135円19銭から134円70銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.4137ドルから1.4058ドルまで下落。メイ英政権の先行き不透明感がポンド売りにつながった。ドル・スイスフランは0.9348フランから0.9387フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は109円00銭から108円63銭まで下落