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ナスダック100先物 7020.00(-9.25) (17:50現在)
17:50時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは10ドル高程度で推移。欧州市場は小幅ながら全般上昇して推移している。原油相場は小幅に上昇して推移している。先週末の大幅上昇の反動もあり、落ち着いたスタートになりそうだ。
26日の米株式市場はNYダウが220ドルを超える上昇となるなど、主要な株価指数は最高値を更新。トランプ大統領がダボス会議での演説で米経済の好調さを強調し、環太平洋連携協定(TPP)の復帰を示唆したほか、為替相場でのドル安進行が好感され、終日堅調推移となった。
今週は30日から31日にかけて連邦公開市場委員会 (FOMC) が開催される。FRBは18年末まで数回の利上げを想定しているものの、今後はどのような条件が揃えば利上げに踏み切るのかについて声明文などから読み取れるかが最大の注目点となる。また、30日にはトランプ大統領が就任後初めてとなる一般教書演説を行う。環太平洋経済連携協定(TPP) への復帰を示唆するなど保護主義的な政策に対する懸念は和らぎつつある。また、大規模なインフラ投資計画が強調されれば、株式相場には追い風となりそうだ。イベント待ちからこう着感の強い相場展開にもなりそうだ。
その他、経済指標では個人所得(12月)、個人消費支出(12月)、個人消費支出(PCE)価格コア指数(12月)が予定されている。週末には雇用統計の発表が控えており、手掛けづらくさせそうだ。また、主要企業の決算発表も続くが、今週は「FAANG」銘柄であるアップル、アマゾン、アルファベット、フェイスブックが決算を発表する。
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