29日のマザーズ先物は反落。-16.0pt(-1.20%)安の1308.0ptで取引を終えた。高値は1333.0pt、安値は1307.0pt、売買高は1634枚。信越化<4063>やファナック<6954>などの先週末発表した主力企業の好業績見通しを受けて、新興市場にも買いが波及、マザーズ先物も買い優勢で始まった。ただ、今週は日立<6501>、任天堂<7974>、ソニー<6758>など主力企業の決算発表が本格化する上、30日からの米FOMCなど為替相場に影響を与える重要イベントを控えているため、次第に様子見ムードが広がり、マザーズ先物にも目先の利益を確保する売りが出た。また人気を集めていたSOSEI<4565>やサンバイオ<4592>などのバイオ株の下落も響いた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反落、リスクオンの動きから次第に様子見へ