スイス、ダボスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)で、世界の指導者達は声明の中で、仮想通貨に関して依然慎重な言及をした。

米国のムニューシン財務長官は討論会で、仮想通貨の「違法な使用」が米国の規制当局にとり最大の懸念となっていると指摘。仮想通貨が違法行為に使用されないことを確実にすることが最大の焦点であるとの考えを示した。

同じ討論会で、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事もビットコインの匿名性が違法行為を可能にさせると主張した。匿名性や透明性の不足で、マネーローンダリングやテロ組織の資金調達などの行為が隠れてしまうことは、容認できないと主張。こういったケースを防ぐために、各国政府が一段の規制に動く可能性が強いと見ているとした。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 世界の指導者は仮想通貨に依然慎重=WEF【フィスコ・ビットコインニュース】