9時50分時点のビットコイン価格は、フィスコ仮想通貨取引所で1,182,310円、Coin Market Capでは10,755.90ドル。

ビットコインは「ドットコム」「オランダのチューリップ相場」以上に大きな「バブル」にあるとゴールドマン・サックスが最新の投資家向けレポートの中で言及したと伝わっている。また、足元では欧州連合(EU)のドムブロフスキス欧州副委員長が、EU財務相理事会後の記者会見で仮想通貨について「不法行為の手段にさせないように用心が必要だ」と述べたことも報じられている。

投資家向けレポートの内容が全体相場に影響を与えることは想定されないが、ドムブロフスキス欧州副委員長の発言もまた然り、規制の具体的な内容は不透明ながら、主要国の仮想通貨に対する規制への警戒感が引き続き相場全体の手掛けにくさの要因となっている。また、アメリカの大手格付け会社Weiss Ratings社による仮想通貨の格付け発表を控えていることもあり、投資家のなかにはこれを見極めたいとの思惑もありそうだ。

目先は前日と同じく1,100,000円から1,200,000円と狭いレンジを中心にもみ合う展開が続きそうだ。なお、足元の不透明な状況を利用した売り仕掛け的な動きも観測されており、こういった動きに振らされる展開も意識しておく必要があるだろう。


※ビットコイン/日本円はフィスコ仮想通貨取引所、ビットコイン/米ドルはCoin Market Capを参照。なお、ビットコイン価格については値動きの関係上、ニュース作成時から大きく変動している場合がございます。あらかじめご了承ください。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 仮想通貨の格付けを見極めたいとの思惑も【フィスコ・ビットコインニュース】