22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円69銭まで下落後、111円22銭まで上昇して111円00銭で引けた。米政府機関閉鎖を警戒したドル売りが優勢となったのち、米上下両院が本日中に暫定予算案で合意するめどがたったため安心感が広がり、ドル売りが後退。

ユーロ・ドルは、1.2261ドルから1.2224ドルのレンジで上下に振れ1.2260ドルで引けた。ドイツの大連立政権発足期待に、ユーロが底堅い展開となった。

ユーロ・円は、135円59銭から136円15銭まで上昇。ドイツの大連立政権発足期待受けたユーロ買いやリスク選好の円売りが強まった。

ポンド・ドルは、1.3885ドルから1.3990ドルまで上昇。

ドル・スイスは、0.9601フランから0.9640フランへ上昇した。ヨルダン・スイス国立銀行(SNB)総裁の発言「スイスフランは依然過大評価されている」でフラン売りに拍車がかかった。

  [経済指標]・米・12月シカゴ連銀全米活動指数:0.27(予想:0.22、11月:0.11←0.15)



<KY>

情報提供元: FISCO
記事名:「 1月22日のNY為替概況