以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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※2018年1月22日8時に執筆

■算出根拠となる独自総合指数値は、3.153(前日比↑) :(前日3.116)
◆米10年債金利:2.663(前日比↑)
◆米2年債金利:2.065(前日比↑)
◆米10・2年債金利差:0.598(前日比↑)
◆日米10年金利差: 2.579(前日比↓)
◆ドル円: 110.58円(前日比↓)
◆NY金:1,331.80 (前日比↓)
◆日経225先物: 23,830円(前日比↑)

■今週の日経平均株価予想(1月22日~1月26日)
始値:23,800 円(先週末比↓)
高値:24,000 円(先週末比↑)
安値:23,500 円(先週末比↓)
終値:23,750 円(先週末比↓)

■今週の日経平均株価予想
NY市場の米10年債金利は上昇とドル円は下落、日経225先物は23,830円(前日13時比30円高)で終えています。独自総合指数は、最高値圏で3.153(前日比↑)を維持。始値は23,800円辺りで始まり、高値は24,000円辺りと予想。高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。週間では23,500円辺りまで下げる場面もあると見ていますが、安値圏では、押目買いと個別物色が期待できるでしょう。終値は、下げ幅を縮めて23,750円辺りまで戻すと想定、円高圧力になっていて株価の重石になっているようです。日柄チャートの5日移動線(23,729円)辺りを挟んでのもみ合いが想定されそうです。
◆12月のメジャーSQ値(22,590円)と1月SQ値(23,723円)で、この値ラインを意識して日々の値動きをリサーチしています。

■今週のドル円予想
上限値111.80円~下限値109.80円レンジ!!
■16:00時点は110.58円辺りで始まり、独自総合指数が3.153(前日比↑)と上昇、米10年債金利は上昇とNY金価格は下落。高値は111.80円辺りと予想、高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。安値は109.80円辺りまで下げて、安値圏では押目買いが入ることも期待できるでしょう。日足チャートの3日移動線(110.88円)を挟んでの展開を想定、高値圏では上値が重いでしょう。120.00円ラインと18週(112.63円)・56週移動線(112.27円)をデッドクロスしていて、18・56週移動線は下方向に進行、ドル円は緩やかな下落トレンドで推移するでしょう。また、これまで投機筋ポジション(11月1週から)のドル買い越しが摘み上がっていて、海外勢と投機筋の円買いポジション移行には、注意したいところでしょう。地政学リスク要因次第では、大きく動く場面もあるでしょう。

◆米10年債金利は、18.1.18日朝にFRB発表の地区連銀経済報告書(ベージュブック)の報告が好感され、米10年債金利は2.663(18.1.20朝)と急上昇。日米金利差が拡大したものの、ドル円は下落していて、上値が重くなっています。米長短金利差は0.598(前日比↑)辺りで最低値圏を継続、ドル円との乖離幅が縮まって、ドル円が米長短金利差に接近してきていて、円高圧力になっているようです。

◆米2年債金利は、概ね日経平均株価と連動性が高く株価の先行指標、また米国景気・経済の先行指標と言えるでしょう。足元の米2年債金利は2.065(前日比↑)で2008年9月以来の高値水準をつけ、株価の引き上げ効果で米株は史上最高値圏になっています。米政権の不透明性と地政学リスクで、米2年債金利の急低下には注意が必要です。

◆ドル円の今後3月末辺りまでは、上限値111.80円から下限値109.00円レンジ内で、トレンドは緩やかな下落が想定されそうです。

(注)米長短金利差は、米国金融政策と米国経済に敏感に反応して動き、米景気の先行指標と言われています。ドル円と米長短金利差では、概ね米長短金利差が先行して動き、ドル円との乖離幅は時間とともに収斂してどちらかに接近します。

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執筆者:PIPE-gii
ブログ:独自総合指数で金融市場を分析する!!
※毎朝8時半前後に更新



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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!【FISCOソーシャルレポーター】