今日の東京市場でドル・円は伸び悩み。米予算編成の執行に伴う政府機関の一部閉鎖でドル買いは手控えられた。
週明けアジア市場では、ドイツ政局の回避を受け、ユーロ・ドルに利益確定売りが強まった影響からドル買い先行となった。ドル・円は、110円半ば付近で寄り付き、国内勢の押し目買いで小幅に値を上げた。

ただ、米政府機関の閉鎖でドル買いを進めづらいなか、米10年債利回りが2.67%台から2.64%台に失速。また、日経平均株価が大引け間際までマイナス圏での推移が続き、円売りも出にくい地合いとなった。なお、ユーロ・円は135円72銭から135円34銭まで下落後は下げ渋り。また、ユーロ・ドルは1.2273ドルから1.2216ドルまで下げた後は底堅い値動きとなった。

・17時時点:ドル・円110円70-80銭、ユーロ・円135円50-60銭

・日経平均:始値23797.84円、高値23816.33円、安値23697.81円、終値23816.33円(前日比8.27円高)


【要人発言】

・マコネル米上院院内総務
「政府閉鎖を終了させるかどうかで近く採決」

・安倍首相
「デフレ脱却への道筋を確実に前進」
「北朝鮮対応については日米連携のもと高度な警戒を維持」

【経済指標】
・特になし

【今日の欧米市場の予定】
・22:30 米・12月シカゴ連銀全米活動指数(予想:0.44、11月:0.15)
・ユーロ圏財務相会合



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ドル・円は伸び悩み、米政府機関の閉鎖で買い手控え