前日の下げに対する自律反発後は、もち合いレンジでのこう着が続きそうだ。円相場は1ドル111円ちょうど近辺で推移しており、連動性は薄れているものの、111円を割り込んでくるようだと、輸出関連などへの利益確定に向かわせやすいだろう。また、想定されていたことではあるが、19日に米暫定予算期限切れとなるため、やや波乱も警戒しておく必要がありそうだ。また、日銀内で金融政策の正常化に向けた意見が出始めているとの報道が、昨日の後場からの下げにつながったとの見方がされている。オペ減額きっかけとした市場の正常化先取りの動きなども売り仕掛け材料になりそうだ。物色は業績等を手掛かりとした個別物色のほか、来週22日召集の通常国会への法案に関連したテーマ株などが循環的に物色されよう。働き方改革にほか、カジノ関連なども短期資金が向かいそうだ。その他、仮想通貨関連も引き続き注目される。個別で強気格付け等が観測されているところで、ショーワ<7274>、エフ・シー・シー<7296>、C&FロジHD<9099>に注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ショーワやエフ・シー・シーに注目