韓国では、仮想通貨取引所の廃止措置を盛り込んだ法案が検討されるなど、仮想通貨に対する取り締りが強化されている。規制の内容については、韓国法務部の朴相基(パク・サンギ)長官が1月11日に仮想通貨取引所の廃止措置を発表し、それからわずか数時間後に大統領府が「確定事案ではない」と発表するという混乱状態にあり、今後の動向が注目される。

そんな中、ゲームやセキュリティといったIT企業による、仮想通貨取引事業への新規参入計画が相次いでいることを1月15日に地元メディアのビジネスコリアが報じた。仮想通貨に対する需要とビジネスの収益性の高さがこれらの会社を惹きつけているものと想定される。

報道によると、こうした企業のなかには、KOSDAQに上場しているNexGとHanbitSoftも含まれている。両社は、3月の事業開始に向けて、セキュリティや資金洗浄対策のシステムを準備していることを投資家に向けて説明しているようだ。業界ウォッチャーは、こうした企業は政府の規制によって国内の仮想通貨取引所が閉鎖される頃までに、グローバルに事業を展開することを前提に新事業の立ち上げ準備をしているのではと、見解を示している。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 韓国、仮想通貨取引所新設の勢い止まず【フィスコ・ビットコインニュース】