売り先行後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。昨日は日経平均の強さが目立っていたが、一方で中小型株へは利益確定の動きが目立っていたこともあり、失望といった流れにはならないだろう。反対に売り一巡後の押し目拾いのスタンスといった流れが意識される。また、日経平均は昨日の上昇部分が帳消しになったとしても、5日線を支持線としたもち合いレンジ内での推移となる。

注目されていた米シティグループの決算だが、繰延税金資産の取り崩しで大幅赤字となったものの、予想を上回る決算を発表して上昇している。金融セクターのほか、資源関連や省力化関連などへの押し目買い意欲は強そうだ。その他、個別で強気格付け等が観測されているところでは、ミロク情報<9928>、山田コンサル<4792>、ミライアル<4238>、7&I-HD
<3382>、岩谷産業<8088>に注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ミロク情報や山田コンサルに注目