15日のロンドン外為市場では、ドル・円は110円82銭から110円52銭まで下落した。ユーロ・ドルの上昇をきっかけにしたドル売りが波及したほか、ユーロ高やポンド高を嫌気した欧州株安で円にもある程度買い圧力がかかったとみられる。

 ユーロ・ドルは1.2210ドルから1.2297ドルまで上昇。欧州中央銀行(ECB)の出口戦略への思惑や、独大連立政権樹立への期待によるユーロ買いが継続した。ユーロ・円も135円16銭から135円99銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.3733ドルから1.3820ドルまで上昇。ソフトブレグジット期待によるポンド買いが継続した。ドル・スイスフランは0.9667フランから0.9602フランまで下落した。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は110円82銭から110円52銭まで下落