1月9日に、独自の仮想通貨(トークン)「コダックコイン」を立ち上げることを発表した米イーストマン・コダック社が、ビットコインのマイニング(ビットコインの新規発行と取引認証の際に行われる計算作業)事業にも参入することを明らかにした。

ラスベガスで開催されたCES テックトレードショー(CES)にて、同社の名前が付いたビットコインのマイニングマシン「コダック・キャッシュマイナー」が披露された。同日には、既に同社による独自の仮想通貨(トークン)「コダックコイン」の立ち上げが発表されており、株価の急騰を後押しする材料となった。

CESで配布されたフライヤーによると、社名利用のライセンスを結んでいるのは、カルフォルニアを拠点とするスポットライト・エネルギーシステムズ(スポットライト)である。マイニングマシンは、二年契約で3,400ドルの前払いを前提に貸し出される。収益の半分はスポットライト社の取り分となる。顧客は、月に375ドル相当のビットコインの生産し、二年間で9,000ドル相当を得られる見通しとしている。

スポットライトの広報担当者はBBCの取材に対し、「既にマイナーからの需要があり、キャパシティーの増加に向けて動いている」と明かしている。

日本国内では、GMOインターネット<9449>、SBIホールディングス<8473>、DMM.comがマイニング事業への参入を表明している。




<MS>

情報提供元: FISCO
記事名:「 米コダック、ビットコインのマイニングに参入【フィスコ・ビットコインニュース】