11日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、111円77銭から111円33銭まで下落した。米国の12月生産者物価指数の低下や先週分新規失業保険申請件数の増加を受けて、ドル売り・円買いが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.2003ドルから1.2059ドルまで上昇。欧州中央銀行(ECB)の12月理事会議事要旨でガイダンス変更に言及があったことを受けたユーロ買いが続いた。ユーロ・円は134円00銭から134円35銭でもみ合った。

 ポンド・ドルは1.3481ドルから1.3555ドルまで上昇。米国経済指標の悪化によるドル売りをきっかけに、ポンド買い戻しに転じた。ドル・スイスフランは0.9780フランから0.9732フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:【NY午前外為概況】ドル・円は111円77銭から111円33銭まで下落