28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円80銭から112円99銭まで上昇し112円90銭で引けた。米国の12月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が低下予想に反して上昇、2011年3月以降6年半ぶり高水準となったことが好感されドル買いが再燃。

ユーロ・ドルは、1.1933ドルから1.1959ドルまで上昇し、1.1940ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は月報で、域内の景気拡大が広範にわたり堅調であるとの見方を示したため金利先高感を受けたユーロ買いが強まった。

ユーロ・円は、134円71銭から134円98銭へ上昇。

ポンド・ドルは、1.3435ドルから1.3456ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9811フランから0.9772フランへ下落した。

[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:24.5万件(予想:24.0万件、前回:24.5万件)・米・失業保険継続受給者数:194.3万人(予想:190.0万人、前回:193.6万人←193.2万人)・米・11月卸売在庫速報値:前月比+0.7%(予想:+0.3%、10月:-0.4%←-0.5%)・米・11月前渡商品貿易収支:-697億ドル(予想-679億ドル、10月‐681億ドル←‐683億ドル)米・12月シカゴ購買部協会景気指数:67.6(予想:62.0、11月:63.9)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 12月28日のNY為替概況