足元でビットコイン価格は1,700,000円を挟んでのもち合いが続いている。下値の堅さは意識されてきているが、ボリンジャーバンドでは中心値(20日線:1,882,700円付近)が上値抵抗として機能してきており、-1σ(1,882,700円付近)とのレンジ内での推移。ただ、市場参加者も減少していることもあり、中心値が下降気味、バンドが今後拡大に向かう可能性があるなか、-2σを試す展開も意識されやすいだろう。現在の-2σは1,500,000円レベルであり、これは直近の安値水準でもある。-2σでのボトム形成を確認してからの仕切り直しにより、バンドも拡大するため、+σは上向きとなる。この場合、リバウンドの局面で高値を捉えたとしても、買われ過ぎ感は出難い。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 -2σを試す展開も意識されやすい【フィスコ・ビットコインニュース】