28日のマザーズ先物は15pt安(下落率1.21%)の1215ptで取引を終えた。高値は1239pt、安値は1210pt、売買高は2675枚となった。朝方より主力大型株がこう着感の強い動きとなるなか、個人主体の短期資金はマザーズ先物へと向かった。前日に上場来高値を更新していることから、いったん上値の重さが払拭され、連日で高値を更新する場面もみられた。しかし、北朝鮮がミサイル発射を準備している兆候があると米メディアが報じたことなどから、相場全体の地合いが引けにかけて弱含んだことを受けて、マザース先物にも利益確定の動きが強まった。個人主体の資金の逃げ足は速く、個別では、マザーズ時価総額上位銘柄のミクシィ<2121>が4%の下落を見せたほか、みらいワークス<6563>などの直近IPO銘柄が全面安商状となった。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:連日の高値更新も、引けにかけて弱含み