9時ごろのビットコイン価格は、フィスコ仮想通貨取引所で1,798,550円、Coin Market Capでは15,838.50ドル。

27日には一時1,939,730円まで上昇する場面も見られたが、1,900,000円レベルでは戻り待ちの売り圧力も強い状況で、本日朝方には1,700,000円前半まで下落する場面もみられた。市場参加者が減少しているものの、投資家心理を悪化させる悪材料などはなく、本日は1,800,000円水準でもみ合う展開が予想される。なお、足元ではリップル(XRP)の動きが目立っており、前日比16.05%の上昇となっている。

一般社団法人の分散技術総合研究所は、仮想通貨技術を使った資金調達(ICO=イニシャル・コイン・オファリング)の透明性を高める仕組みを開発したと報じられている。ICOの際に発行する「トークン」の売り抜けを制限するのが特徴。ICOは若い企業が手軽に資金を集められる手法として世界的に広がっている一方、公表した事業が立ち上がらずに頓挫する事例も後を絶たない。実態を伴わないICOの横行防止に繋がってくれば、長期的には市場の健全な発展に繋がるポジティブな材料となりそうだ。なお、2018年1月に開発した仕組みを公開し、誰でも無料で使えるようにするとされている。


※ビットコイン/日本円はフィスコ仮想通貨取引所、ビットコイン/米ドルはCoin Market Capを参照。なお、ビットコイン価格については値動きの関係上、ニュース作成時から大きく変動している場合がございます。あらかじめご了承ください。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 本日は1,800,000円水準でもみ合う展開か【フィスコ・ビットコインニュース】