本日のマザーズ先物は、国内外で閑散な取引が続くなか、短期資金流入は続きやすい地合いとなりそうだ。海外勢のフローが限られ、東京市場も年末で取引参加者が少ないことから、主力大型株が積極的に上値を追う展開は期待しにくい。そのなかで、個人主体の短期資金は、値動きの軽い直近IPO銘柄や来年も注目されるであろう働き方改革や仮想通貨、次世代電池などといったテーマ性のある中小型株にシフトしやすいとみられ、マザーズ先物は底堅い動きが期待されよう。一方で、短期的な戻りのターゲットとして捉えられている1200ptを目前にポジションをいったん整理する動きも強まる可能性があり、こちらには注意が必要である。本日の上値メドは1200pt、下値メドは1170ptとする。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:主力大型株こう着で、短期資金流入続くか