26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円30銭から113円12銭まで下落し、113円22銭で引けた。米長期債利回りの伸び悩みに伴うドル売りがやや優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1847ドルから1.1879ドルまで上昇し、1.1857ドルで引けた。ボクシングデーの祭日でロンドン市場は休場のためユーロ関連の取引は動意薄となったが、域内金利の先高感を受けたユーロ買いが観測された。原油先物の上昇も材料視されたようだ。ユーロ・円は、一時134円51銭まで上昇後、134円21銭まで反落した。ポンド・ドルは、1.3348ドルから一時1.3389ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9907フランから0.9887フランまで下落した。ユーロ高・ドル安の相場展開となったことや、金先物相場の上昇が意識されたようだ。



<MK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米長期債利回りの伸び悩みを意識してドル弱含み