続伸。5日線を挟んだ狭いレンジ取引が続いた。ボリンジャーバンドでは+1σを挟んでのこう着が続いており、トレンドに変化はない。ただし、緩やかながらも上昇する+1σに沿ったトレンドが続いており、もち合いレンジの上放れが意識されやすい。一目均衡表では転換線が支持先として機能しているほか、遅行スパンは上方シグナルが継続している。MACDは陰転シグナルが継続しているが、シグナルとの乖離が縮小してきており、陽シグナル発生のハードルは低い。週間形状ではこう着ながらも、もち合いレンジの上限で推移している形状であり、13週線を支持線とした下値切り上げのトレンドは継続。週足のボリンジャーバンドでは、+1σが支持線として機能しており、バンドが拡大する中で、+2σは23760円辺りまで上昇。トレンドが出るとすれば、もち合いレンジを上放れる格好だろう。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:こう着であるが、もち合いレンジの上放れを想定