19日のロンドン外為市場では、ドル・円は112円51銭から112円64銭で推移している。米国議会で今日明日予定される税制改革法案の採決見極めムードが広がっており、全体的に小動きになっている。欧州株は小幅高安まちまち、米国10年債利回りは2.39%付近でほぼ横ばい推移が続いている。

 ユーロ・ドルは1.1791ドルから1.1819ドルで推移し、ユーロ・円は132円79銭から133円05銭で推移している。独・12月IFO企業景況感指数への期待からユーロ買いが先行したが、下振れだったことでいったん売られている。

 ポンド・ドルは1.3402ドルまで上昇後、1.3354ドルまで下落。バルニエEU首席交渉官が「ロンドン金融街シティーを特別扱いしない」旨の発言に反応したもよう。ドル・スイスフランは0.9843フランから0.9862フランで推移している。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は112円51銭から112円64銭で推移