18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円31銭まで下げた後に112円61銭まで上昇し112円55銭で引けた。12月の米NAHB住宅市場指数は18年ぶりの高水準を記録したほか、米税制改革法案の年内成立を織り込むドル買いが優勢となり、ドル・円は底堅い展開となった。

ユーロ・ドルは、1.1834ドルまで上昇後、1.1776ドルへ反落し、1.1782ドルで引けた。根強い域内の金利先高感にユーロ買いが優勢となったものの、1.18ドル台前半では米債利回り上昇に伴うドル買い・ユーロ売りの興味が散見された。ユーロ・円は、133円01銭へ上昇後、132円55銭まで反落した。ポンド・ドルは、1.3374ドルから1.3418ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9882フランから一時0.9840フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米税制改革法案成立を見込むドル買い