こう着感の強い相場展開になりそうだ。注目された米FOMCでは予想通り、政策金利が引き上げられた。米利上げペースは当面加速しないとの見方が広がり、円相場も1ドル112円台半ばでの推移となり、日本株市場も金融株への利益確定の流れが先行しそうである。リバランスの動きから、ハイテク株の買い戻しが意識されそうだが、円高が重しになる格好から、勢いは強まらないだろう。もっとも、昨日の下げの一因となった米南部アラバマ州の連邦上院補欠選挙での共和党敗北の影響は限られており、その分の買戻しはありそうだ。
一方で、個人の投資意欲は強いだろう。好調なIPOが投資意欲を更に高める格好となり、中小型株への活発な売買につながろう。個別で強気格付けや格上げが観測されているところでは、ブロンコB<3091>、コメダ<3543>、リンガーハット<8200>、リゾートトラス<4681>、積水化学<4204>、学情<2301>に注目。

<HT>

情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ブロンコBやコメダなどに注目