2017年のビットコイン価格を2100ドル以上になると2016年末に大胆予想し、さらにそれが実現したことで注目されていたデンマークの投資銀行サクソバンクが、2018年のビットコイン価格予想を発表した。

昨年には大幅な価格上昇を予測したサクソバンクだったが、同行の来年のビットコイン価格予想は2017年とは反対に「1,000ドルまで下落する」という内容のものだ。

ビットコイン価格は60,000ドルでピークを迎え、その後複数の国家が仮想通貨に対する規制に踏み込み、さらには国家として独自の仮想通貨を作成するところが出てくることなどが予想されることから1,000ドルになると見ている。

今後のビットコイン価格については、アメリカの著名投資家ウィンクルボス兄弟が今月「さらに10～20倍になる可能性がある」と発言していることや、マカフィー創業者であるジョン・マカフィー氏が今後3年のあいだに50万ドル（約5600万円）となる可能性があるとしているなど多数の発言が出ている。

来週のCMEグループのビットコイン先物上場や、年明けのナスダックによるビットコイン先物上場などで足元ビットコイン価格は上昇基調だが、今後の普及と共に各国の法規制がどのように進んでいくことになるかが注目される。



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情報提供元： FISCO
記事名：「 サクソバンクのビットコイン大胆価格予想、2018年は「下落」【フィスコ・ビットコインニュース】 」