以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家とんきつ氏(ブログ「仮想通貨で億万長者」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年12月6日21時 に執筆

おはようございます。
本日は今年に入ってから『766倍』という驚異の上昇率を誇り、間近1ヶ月で『9倍』という驚異の大暴騰を遂げているモナコイン(MONA)について触れながら、短期トレードの考え方も一緒にお伝えしたいと思います。


【モナコインの躍進】
モナコイン(MONA)は今年の初めには3円前後を推移していましたが…
現在は2,300円!!
その倍率はなんと…(小数点以下切り捨て)

『766倍』

驚異の上昇率です。
10万円買っていただけで、1年後に7660万円(上昇中)!
100万円買っていたら、1年後に7億6600万円(上昇中)!
いやぁ夢がありますね。


【モナコインを短期トレードした結果】
まず私がモナコイン(MONA)への本格的な投機をはじめたのは60円台からですので、この辺りからの上昇率を考えましょう。
現在2,300円である事を考えると、その倍率は『約38倍』です。
つまりこの倍率を上回っていれば利益率の良いトレード。
下回っていればホールドよりも利益率の悪いトレードという事なのでしょう。

履歴をあさってみた結果…
『34.7倍』
ダメトレードのようです…

途中までは普通にホールドするよりも、いい結果を出せていたのですが…
最近購入した分が私の予想に反して短期間で急騰した事ですぐ売却してしまいました。
そこで下で買い直しの指値を入れなおした訳ですが、私の想定よりもかなり上で止まってしまい、結果的に買い戻すべき金額の60%程度しか買い戻しが出来ませんでした。


【短期トレードの考え方】
上ではダメなトレードかのように言ってますが、実の所全くそう思っていません。
利益率は確かにマイナスかもしれませんが…
私個人としては満足のいく結果です。
短期トレードでリスクを避けながら投機したにも関わらず、ホールドよりもかなり近い倍率で決済する事が出来たからです。
ホールドした場合の倍率以下なら短期トレードをする価値がないと思う方もいるかもしれません。
しかしそれは短期トレードの意味を履き違えています。

『短期トレードとは利益を犠牲にしてリスクを抑えたトレード手法です。』

結果論で見ればホールドして正解!と簡単にまとめる事も出来ますが、実際には上昇後に長期間の下落を強いられるかもしれないし、未来は誰にも分らないのです。
ほとんどの短期トレードは『確定利益』であり、中長期トレードは『含み益』という大きな違いもあります。
事実、モナコイン(MONA)が多数の億万長者を産んだといってもそのほとんどがまだ含み益です。
これから大きな売りをぶつけられれば一気に暴落する可能性もあります。
そういった暴落リスクを避ける事が、短期トレードの最大の利点なのです。


【最後に…】
冒頭に『766倍』なんて書きましたが、ほとんど無意味で何の参考にもならない数字です。
余程通貨に対して強い思い入れがないと、そこまでホールド出来る人はほとんどいないです。
当たり前ですが『766倍』という数字に惑わされて何でもかんでも安い通貨を買えばOKというものでもありません。

予め投機期間と自分の想定金額を決めて勝負しましょう。
それが出来ていれば、今回のモナコイン(MONA)においては、最低でも投機金額の3倍~5倍程度の利益は出ているはずです。
上をみればきりがありませんし、通貨の上昇率が自分の資産の増加率ではありませんので、ある程度の見切りは必要です。
高倍率を求めて、海外取引所のマイナーコインを漁るのも否定はしませんが、仮想通貨においては日本の資金の影響力はかなり大きいです。
国内取引所で扱っているメジャーアルトコインの情報には敏感であるべきでしょう。

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執筆者名:とんきつ
ブログ名:仮想通貨で億万長者




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情報提供元: FISCO
記事名:「 とんきつ:モナコイン高騰から学ぶ短期トレードの考え方【FISCOソーシャルレポーター】