シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、日経平均は25日線処での攻防になりそうだ。これまで支持線として機能していたこともあり、同線を割り込んでくるようだと、短期筋の仕掛け的な売りなども出やすいと考えられる。価格帯別出来高では現在の水準での売買が積み上がっており、支持線を割り込むことにとって下へのバイアスが強まる可能性がある。 もっとも、今週末は先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)があるため、先物市場では限月交代に伴うロールオーバー中心の売買になりやすく、方向感に欠く展開が続いている。米税制改革案を巡る不安定さも想定内であり、ハイテクの底入れを見極めつつ、シクリカル銘柄等の物色が意識される。個別で強気格付け等が観測されているところでは、アンリツ<6754>、バンナムHD<7832>に注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:アンリツやバンナムHDなどに注目