1日のロンドン外為市場では、ドル・円は112円65銭から112円28銭まで下落している。米上院での税制改革法案の採決先送りを受けて、欧州株が全面安、米株先物も下げ、米国10年債利回りが2.37%台まで低下しており、ドル売り・円買いが優勢になっている。

 ユーロ・ドルは1.1940ドルから1.1884ドルまで下落し、ユーロ・円は134円38銭から133円47銭まで下落している。リスク回避の円買いによるユーロ・円の下落が、ユーロ・ドルの下押し圧力になっているもよう。

 ポンド・ドルは1.3542ドルから1.3476ドルまで下落。ポンド・円の下落が主導か。ドル・スイスフランは0.9819フランから0.9846フランで推移している。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は112円28銭まで下落