11月30日、アメリカの連邦準備制度理事会の副議長ランダル・クオールズ氏が仮想通貨は金融の安定を脅かす可能性があるという見解を示した。

12月1日時点の1ビットコイン価格は日本円で前日比−4%の約112万円、米ドルは前日比−6%の約9,800米ドルで取引されている(日本円はFCCE、米ドルはCoin Market Capより)。ビットコイン/日本円は11月27日から100万円台を超え、その後の数日間も上昇が続いた。

昨日はナスダックも来年前半期にビットコイン先物上場へ向けて動いているという新たな情報が出ており、相場は揺り戻しの状態にはありながらもいまだ110万円台を維持している。今月にはアメリカのCBOE(シカゴオプション取引所)とCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)グループがビットコイン先物上場を予定している。またこれに伴ってビットコイン仲介業務への参入を検討する金融機関も生まれていることが好感されている状態だ。

大きな価格高騰の中、各国の規制当局がどのような対応を示し始めるのかが注目される。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 米連邦準備制度理事会副議長、「仮想通貨は金融安定の脅威」【フィスコ・ビットコインニュース】