堅調な展開が見込まれる。30日の米国市場は、NYダウが300ドルを超す上昇となり、連日で最高値を更新。足元で大きく売られていたアップル、アマゾンなどFANG株を中心にハイテク株に買い戻しが広がったことも材料視される。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の22875円となり、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に買いが先行しよう。一方で、北朝鮮情勢への警戒感が根強く、週末要因もあって積極的な上値追いは限られそうである。日経平均の23000円接近の場面では利益確定の動きも意識されやすい。また、インデックスに絡んだ売買が中心になりやすく、個人主体の中小型株については物色対象は一部の好業績銘柄や材料株にとどまりそうだ。個別で強気格付けや格上げが観測されているところでは、レシップ(7213)、アドバンテッジリスク(8769)、トナミHD(9070)、エイチワン(5989)、DIC(4631)、ロート薬(4527)、東急建設(1720)、柿安本店(2294)
が注目される。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:レシップやアドバンテッジリスクなどに注目